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徳島名滝探訪 灌頂ヶ滝
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徳島県上勝町にある灌頂ヶ滝は仏教用語で霊水を頭から頂くという意味で、弘法大師がこの滝の下で修行をしたという伝説がある滝です。
駐車スペースから滝までが近く、手軽に立ち寄れるのが魅力です。 |
徳島市内から上勝町方向に入り県道16号を進むと、正木ダムの手前あたりに上勝小学校の案内が見えてきます。 小学校方向に進んで慈眼寺の標識に沿って山道を進めば、不意に開けた山肌に"灌頂ヶ滝"が出現します。 ![]() 現在では、滝のそばに広めの駐車スペースが整備されていて、車10台くらいは余裕で駐められます。 滝の案内板のそばから、滝の近くまで続く階段があり、1分ほどで滝壺が見える場所まで辿り着けます。 ![]() 平素から水量は多くない滝ですが、70メートルほどある落差のため、流れは途中から霧のように広がり、 風に吹かれて揺らめく様は、まるで天女の羽衣を連想させる優美な滝です。 時間帯によっては滝の流れに虹が重なる美しい姿を見ることができますので、是非午前中に訪ねることをおすすめします。 階段を上り詰めると不動明王が祀られている場所があり、そこからは真横や裏側から滝を間近に見ることができます。 風の向きによっては飛沫が雨のように降りそそぎ、階段上りでかいた汗を冷やしてくれます。 ![]() ![]() 滝からさらに奥へと車を進めると、禅定窟で有名な慈眼寺があります。 そのまま進むと風車の周りに一面あじさいの花が咲く大河原高原へ抜け、佐那河内村を経由して徳島市内まで戻ってこられます。 また、上勝町には月ヶ谷温泉もあるので、5月の頃に、温泉に入り、滝を見てお寺にお参りし、最後に紫陽花の風景を堪能するコースはいかがでしょうか? 大きな地図で見る |
2013年03月07日 13時52分登録
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